電気鋳造
簡単に言うと、メッキ技術の一種で電気分解した金属イオンを型へ付着させ
型を忠実に複製する加工技術です。
型からメリメリっと剥離させたものが完成品になります。
表面の転写精度は1μm(マイクロメートル)以下。
ちなみに1μm=1/1000mmなので、手の指紋や和紙の質感など細かいテクスチャーを
再現するのが得意で、古くから印刷板やレコードの原盤の製作に使われてきたというから驚き!!
素材は銅、ニッケルなどが中心で、仕上は着色・塗装・メッキなど様々。
エンブレムやジュエリー、ラベルなど身近な物に使われているのですが、実はインテリアの業界では
まだまだ経験値がありません。
だからこそ、可能性を秘めた電気鋳造技術。
これからの展開が楽しみです。