古くから仏具・美術工芸品等において「豪華さ」や「華やかさ」を演出する装飾として用いられていた金箔。日本で製作されている金箔は世界一薄く、十円硬貨ほどの大きさの金の合金は なんと畳一枚分 (三尺x六尺=910 cm×1,820 cm)の大きさに、薄さは10,000分の1〜2mmにまで引き延ばされます。箔の薄さは光が透けるほど;指先では到底扱えず、その技術の高さは世界でも確かな地位を確立しています。
金箔といっても金を材料とした箔だけではなく、プラチナ箔、銀箔、アルミ箔、錫箔、銅箔、銀箔を着色したものなど、その色味や質感、風合いも様々です。また、日用品から建材・インテリア・服飾・食用・美容など多岐にわたる用途があり、様々な素材との相性が良いことも特徴として挙げられます。レーザーカットも可能で、伝統的な素材が現代の技術によって発展し進化し続けている技術の好例ともいえるでしょう。