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彫刻塗り

 

木下地に彫刻師が彫りを施し、その後塗師の元 漆で仕上げる「彫刻塗り」は、漆の技法の1つです。

 

漆のお盆に牡丹の花などの彫刻が入ったものを、皆さんも一度は目にしたことがあると思います。
彫刻塗りの漆塗りは、独特のボカシを多用した写実的な表現が多く、彫刻の立体感を際立たせる魅せ方になっています。

 

画像の天板は、職人さんから始めてこんな大きなものを彫刻する!と少し難しい顔をされたものなのですが、さすがの職人魂でみごとに細かな幾何学模様を施していただきました。

 

さらに塗りも大変な作業で、漆塗りは塗っては磨くを繰り返しますが、凹の部分の磨きの作業がこれだけ多くなるので、骨を折る作業だったと思います。

 

彫刻師と塗師の巧みの技で仕上がった天板は、これだけの面積になると迫力もあり陰影がとても美しいです!

 

NCの技術も発達していますが、正直ディテールをみると、手彫りのシャープさにぐっときます。

 

少しマニアックですかね・・・・

 

ディテールと陰影の面白さがある表現ですので、アートとしてもじゅうぶん発揮してくれる素材だと思います。